「Fuji おにぎり cafe 」 オープン!
おはようございます。五ツ星お米マイスターのれいこです
きのうは、お米マイスターとしてオープンのお手伝いをさせていただいた「Fuji おにぎり cafe」さんへご挨拶に行ってきました(*´꒳`*)
Fujiおにぎりcafe – おにぎりと野菜たっぷりおみそ汁、お後はコーヒーをどうぞ。
「Fujiおにぎり cafe」さんがあるのは、茶屋町近くの芝田町。阪急の梅田駅からだとDD Houseを左に見ながら高架沿いを中津方面へ。宝塚大学さんも左手に見て、一本道を越してちょっと行ったところ。無機質な風景の中にふいに現れるレトロおしゃれなスポットがそれです。
↑これまたレトロ可愛らしい青い扉をくぐって2階へ上がったお店の入り口。あまりの可愛さに期待度がグングン上がります。
店主の藤谷慶子さん。いつも朗らかで優しい藤谷さんが、素材と手づくり、そしてホッとできる時間にこだわってオープンされたのがこちらのお店です。おにぎりcafeになったルーツ。お聞きしてみたら、なんと宮崎駿監督の名作「千と千尋の神隠し」のあるシーンがきっかけだったんですって。
そのシーンとは、両親とはぐれてしまった小学生の女の子 千尋が伯という少年に出会っておにぎりをもらってボロボロと泣く場面。思い返せば、お母さんが握ってくれるおにぎりのほっこりパワーは絶大だったと。
「わたしも、わたしのおにぎりを握って、それが誰かの活力になれたら嬉しいなぁ」-ホームページより-
そんな気持ちが詰まったおにぎりcafe。さてさて、気になるメニューはコチラ。
そして、きのうは相方さんと定食をいただきました。
手づくりのおにぎり!お米は...じゃん!先日ブログでもご紹介させていただいた島根県は隠岐の島の藻塩米きぬむすめ╰(*´︶`*)╯
ふんわり握られたおにぎりは、口の中でほろりと解けて、粒だったお米がリズミカルに踊るよう。噛むほどに広がる旨味とふわりと香るお米の香り…あぁ、皆さんに食べていただきたい(๑˃̵ᴗ˂̵)。
きょうは白おにぎりのほかに、ツナマヨ、高菜、ちりめん山椒、ごま昆布の中から好きな具が選べるとのことで。わたしは白おにぎりとごま昆布をチョイス。具は中に入れてにぎってもらった後に、自分で上のせトッピングもokなんですよ。
定食はこのおにぎりたちに魚か鷄のメインと副菜。
お野菜たっぷりのお味噌汁がついて700円で、かなりの満足感。
ホッと癒されるようなやさしいお味が印象的でした。
こちらのお店、実はコーヒーにもこだわりがあるとのことで、食後にオーダー。なんと藤谷さん、オープンにあたって、豊中は「かみかわ珈琲焙煎所」さんを訪ねて、店主の河上達哉さん(CQI認定Qグレーダー)にコーヒーの入れかたを伝授してもらったそう。
きのうは河上さんもオープンのお祝いに駆けつけてらっしゃいました。いただいたのは、焙煎のカフェインレススペシャルコーヒー。浅煎りのコーヒーで、ランチの後に心地よい安らぎをくれる一杯でした。
きのうはいただきませんでしたが、「Fujiおにぎりcafe」さん、実は米粉で作った手作りのどら焼きもあるそうでコーヒーとどら焼きのセットメニューもあるんですよ。気になります…次回はぜひ!
ちなみに店内はこんな感じ。高架下の2階ということで、カフェミュージックに時折まざる電車が走る音も、なんとも言えずいい感じでした。
「Fujiおにぎりcafe」さん。営業は毎週月曜日 。時間は11時から17時まです。場所は日替わりカフェほななさん内。青い扉をくぐって2階に上がってくださいね
ほなな
〒530-0012 1 丁目 15-8, 1丁目-15 芝田 北区 大阪市 大阪府 530-0012
080-6138-1132
春ごはん-ホタルイカの炊きこみ
こんばんは。五ツ星お米マイスターのれいこです。
今朝は、ホタルイカの炊き込みごはんをつくりました(*´꒳`*)。ホタルイカは3月から4月が旬。富山のイメージが強かったのですが、意外にも?兵庫でも獲れるんですね。
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fish/hotaruika.htm
そんなホタルイカを一昨日の晩、相方さんが買ってきました。なんでも、おとなの自由研究をしたいとか…。ことの発端を聞いてみると、図らずしも熟成酒になってしまったカップ酒を口にしたら、それがみりん級に甘かったそう。ならば!と、ホタルイカの漬けを思いついたと。で、そのカップのお酒と醤油に一晩浸けて実食してみると…思いのほか辛めに仕上がっていたので、今度はわたしが自由研究を買ってでて炊き込みごはんにしたのでした╰(*´︶`*)╯
さて、今朝つくった炊き込みごはんの材料はと言いますと…12杯のホタルイカと漬け混んでいた調味液50mlほどに、冷蔵庫にあった油揚げ1/2枚と10cm角の出汁昆布。あとは、桜ごはんと同じく餅米150グラムにうるち米300グラム。
特筆すべきは、炊き込みごはんマイスター⁇の実母の助言。ホタルイカのみ炊飯器の水が沸騰してからすかさず投入せよと…解説としては、貝やイカ、タコなどは縮んでしまうので後から投入が断然おすすめと。確かに!教えの通りに投入してみると、プックリ美味しそうな見目になりました。さすが年の功(とはいえ、フタを開ける際の蒸気や突沸には充分な自己注意が必要)。
炊きあがり↑。昆布の机を囲んでイカが会議してるようなビジュアル(๑˃̵ᴗ˂̵)。
して、きょうのお弁当に。
イカの盛り付けが分からず、ノーセンスな感じの上がりでしたが…相方さんとわたしのw研究は中々おいしく仕上がったのでありました。
さぁて、次は何をつくろっかなぁ
伏見稲荷の桜と千本いなり
こんばんは。五ツ星お米マイスターのれいこです。
今年の桜も、そろそろクライマックスですね。もう、お花見には行かれましたか?
実はこの間、父の恩師にすすめていただいて、祇園から足を伸ばして伏見稲荷まで行ってきました。
さて、お稲荷さん。「稲(い)生(な)り」が語源と言われていて、字が語るごとく稲の豊穣を守る神様なんですよね。恥ずかしながら、今まであまり深く考えたことがなくて(お米屋に嫁いでおきながら…)初めてちゃんと調べました(〃ω〃)
一説では稲のように食べものを司る神様を古くは「御饌津神(みけつがみ)」と言い、この神名に「三狐神(みけつがみ)」の字をあてたので、いつしか狐が稲荷神の使いになったとか…狐は穀物を食べる野ネズミを襲うので、狐が稲の守り神になったなんて説もあるそう。確かに、崇高な狐さんが稲を加えてはりました!
参照:serai.jp
境内には美しく咲く何種類かの桜。
桜の季節ということもあって、観光の方々が国内外からたくさん来られていました。
帰り道。いえ...正確には行きにも気になっていたお店が伏見稲荷駅を出てすぐのところに。そう。おいなり屋さんです(^^)。その名も「千本鳥居」にあやかって「千本いなり」
参照:https://www.keihan-the-store.jp/inari/
京阪電鉄の傘下に入ったという株式会社カフェさんがロゴや看板などを手がけているということで、なんだかとってもオシャレ。
外国人観光客の方向けにこんな表示もありました。
せっかくなので、季節のおいなりさんと、気になるものを数種類買って帰って晩ごはんに♪
やわらかなお揚げさんに、はんなり、しとっとしたすし飯。奥ゆかしくアクセントを添える柑橘の香りは柚子だそう。「京風いなり」と謳われるだけあって、やさしく上品な味わいでした。お米は兵庫県三田市のコシヒカリを使ってられるそうです。
お腹いっぱ〜い。と、言っていた娘が、気がつけば取り皿の上に二つほど死守(笑)。京都ならではのあっさりとした味わいがジャストミートしたようでした。
このあいだの日曜日は6〜7分咲きといった印象の伏見稲荷の桜でしたが、今はもう満開なんでしょうね。この週末がお花見のラストチャンス...かな?
どうぞ、良い週末をお過ごしください。
nikinikiの八ツ橋と春のお酒と
おはようございます。五ツ星お米マイスターのれいこです。
先日、京都へ行ったときにね「nikiniki-ニキニキ-」というお店のお菓子をいただきました(*´꒳`*)
待ちあわせ場所の高瀬川の橋のたもとにもあって、マカロンのようなパステル調で可愛らしいお店の雰囲気から、洋菓子屋さんかな〜。と、思っていたら…なんと京都の代表的な銘菓 聖護院 八ツ橋総本店さんが手がけるお店でした。
八ツ橋といえば…
米粉・砂糖・ニッキ(シナモン)を混ぜて蒸し、薄く伸ばした生地を焼いた堅焼きのお煎餅。江戸時代の中頃に聖護院 参道の茶店で出されたものがルーツだそうで、焼かずに餡などを包んだ生八ツ橋は戦後生まれのお菓子なのだとか
ニキニキさんはパッケージも可愛くて、パティスリーさながら。
クレープのように包んで食べる生八ツ橋(カップの中は手前がリンゴのコンフィ、奥が桜餡)や
マジパン細工のようなもの、
八ツ橋をクランチにしたものなどなど、ポップで可愛いものばかり。
さてさて、そんな春色めいたパステルカラーの八ツ橋からインスピレーションをうけて、和歌山の蔵元さんがつくる「紀伊國屋文左衛門」という目柄の四季シリーズから春のお酒を選んでお菓子と合わせてみました(๑˃̵ᴗ˂̵)。
この春のお酒はキレがありながらも「しぼりたて」のフルーティで甘やかな感じと純米生原酒ならではのどっしり感が美味。ここにこの間サクラのショコラをつくったときに余った桜を浮かべて花見酒〜♪
和菓子の甘さにしぼりたて純米生原酒の風味が、八ツ橋ならではのシナモンには、ほんのり香る桜がよく合うものだから、ついついほろ酔いに…(〃ω〃)。幸せなデザートタイムになりました。
ショコラとシャンパンならぬ和菓子と日本酒の取り合わせ。中々、楽しいですよ〜。唎酒師の相方さん曰く、お酒とお料理をあわせるポイントは似たもの同士を引き合わせることなんですって。なるほど〜。また、いろいろ遊んでみようと思います╰(*´︶`*)╯♡
手づくり「桜ごはん」
おはようございます。五ツ星お米マイスターのれいこです。
桜が、もう満開の勢いですね。きょうは仕事がおやすみなので、朝から「桜ごはん」を炊きました(*´꒳`*)
今回は、もち米150g、うるち米(ごはん用のお米)300g、桜の塩漬けひと瓶(50g)を使用(^ ^)
お米は、先にもち米を研がずに4〜5回すすいで水をザッと切り、次にうるち米は普段の米飯と同じように研いで同じくザッと水切り。もち米とうるち米をボールでやさしく混ぜあわせて、ひたひたの水に1時間ほど浸けておきます
桜の塩漬けをボールにあけて、水道の流水を桜のひたひたまで入れて塩漬けを軽くゆすぎます。
ゆすいだ水は炊飯に使うので捨てないで…洗い落ちた塩を沈殿させたまま上澄みだけを容器に。 その水にさらに新しい水を加えて100gにして、先に取っておいた桜を戻して塩抜きを30分ほどします
30分たったら、桜を水からあげて別の器に。桜の塩抜きで使ったお水に、さらに350gのお水を足し、そこに10cm角のだし昆布を30分ほど入れて戻します
昆布を戻している間に、最後に飾る桜は取り分けて、それ以外の桜を粗く刻んで昆布を戻しているボールにポイポイといれていきます♪(´ε` )
時間がきたら吸水させていたお米の水を捨てて、さらにザッと水をきって炊飯釜へ。昆布はいったん引き上げ、戻し水と桜も炊飯釜に入れて、やさしく混ぜます。そこにお酒を大さじ2杯。醤油を大さじ一杯ほど入れ昆布を戻して、普通の炊飯モードでスイッチ オン!
炊き上がったら昆布を引きあげて、ごはんをほぐし、炊飯器のふたを閉めます。取り出した昆布を細く刻んで釜に戻して、こねないようサックリ混ぜて…
れお茶碗に装って先に取っておいてた飾り用の桜を最後に乗せれば完成です。塩加減は桜の戻し水のうすめ具合で調整すると良いですよ〜。
今日もいい天気!軽くにぎって桜を見ながら食べよっかなぁ。ではでは、皆さま良い一日を!
禁断の贅沢ごはん
おはようございます。五ツ星お米マイスターのれいこです。
きのうは仕事を終えてから補助金や助成金を申請する為のセミナーに行ってきました。スタートは遅めの19時で、みっちり2時間あるようだったので、脳のパワーフード!ブドウ糖のもとになる「ごはん」を摂取しようと会場周辺をうろうろ(*´꒳`*)。
そして見つけたのが「木偶の坊」さんという居酒屋さん。
表にも同じメニューが出してあったので、あれやこれやと見ていると…「ここは、おでんがねぇメッチャ旨いねん」と、二人連れのサラリーマンさんが吸い込まれるように中へ。そんなん⁈と、続いてわたしもお店の中へ(笑)
たくさん食べて眠くなってはいけないので…名物おでんの中から本命の牛すじを実食。おいしい…。一番出汁と二番出汁を丁寧にとって作ることがこだわりというおでん。お出汁が牛すじにもしっかりしゅんでいて、風味豊かでおいしい…添えられたお出汁は牛すじのイメージとは対照的で上品。
何気にメニューに目をやると「おでんの出汁飯」の文字が…コレ、絶対メッチャおいしいヤツやん。おにぎり狙いで入ったハズが予定変更。
さっそくオーダーすると、気持ち良さそうにお出汁に浸かったごはんが目の前に。鰹や昆布の風味はもちろん、鶏や牛すじ、お野菜から滲みでた風味で深みと広がりを得たお出汁を吸い込んだごはんと、お出汁そのものがサラサラサラ。家でここまでの味と量のお出汁は中々作れないもの。なんとも贅沢で幸せな一品でした。
サラサラと言えばその昔、織田信長公は出陣前に白湯をごはんにかけた湯漬けを好んで食していたそう。今みたいに保温機能なんて無かった時代。冷えて硬くなったごはんを温かくおいしく食べる方法が湯漬けだったのですね。しかも手早く食べられる。織田信長公が知っていたかは分かりませんが、ごはんを素に摂取できるブドウ糖は脳が必要とする大切な栄養。集中力アップにも繋がるんですよ。
と、いうわけで…?信長公にあやかって何かいい戦略が生み出せるかな?なんて思いつつ、脳に栄養を送り込んでセミナーへ向かったのでありました(*´-`)
京都HANA吉兆
こんにちは。五ツ星お米マイスターのれいこです。
きのうは、わたしが幼い頃からお父さんのように可愛がってくださっている亡き父の恩師にご招待いただいて家族と京都へ行ってきました。
kyoto-kitcho.comお連れいただいたのは祇園に位置する「HANA吉兆」。軽く昼食でもとのお誘いだったので、突然のサプライズに驚くばかりで。さりげなくこういうことができる大人...ほんま憧れます。中々、なれないのだけど...
桜茶からはじまった会席料理は一皿一皿に春が散りばめられていて感動しっぱなし。
そして気になるのは、やっぱりごはん。この日はちらし寿司をお出しいただきました。
父の恩師曰く、吉兆さんのごはんは「ふくふく」とした感じが特徴と。なるほど〜。料亭さんが定める美味しいを継ぎ、暖簾を守られる料理人さんに思いを馳せながらいただくお寿司には木の芽が香って-甘くも清々しい-まさに春そのものでした。
お店の方のお心遣いで、お寿司の後には白ごはんもいただいて。この日のお米は新潟県佐渡産のコシヒカリとお聞きしました。自分で炊くときよりも粘りがあるごはんに興味津々。ごはん道、奥が深いです。
新潟のブランド米といえば魚沼産のお米が有名ですが、佐渡が魚沼に並ぶ新潟米どころの御三家の一つなんですよ。実は少し前まで、日曜夕方に放映されている「サザエさん」の合間に流されていたJAさんのCM「トキの暮らす郷」でも登場していました(^^)
さてさて、あっという間に時は過ぎてお別れは鴨川の橋のたもと。つじあやのさんのウクレレが思わず聞きたくなるような陽光うららかな京都のひとときは、温かなお心遣いと学びに満ちた時間になりました。父の恩師に、亡き父に、そして母に改めて感謝した一日。さぁ、今日からまた、精進しますよ〜