京都HANA吉兆
こんにちは。五ツ星お米マイスターのれいこです。
きのうは、わたしが幼い頃からお父さんのように可愛がってくださっている亡き父の恩師にご招待いただいて家族と京都へ行ってきました。
kyoto-kitcho.comお連れいただいたのは祇園に位置する「HANA吉兆」。軽く昼食でもとのお誘いだったので、突然のサプライズに驚くばかりで。さりげなくこういうことができる大人...ほんま憧れます。中々、なれないのだけど...
桜茶からはじまった会席料理は一皿一皿に春が散りばめられていて感動しっぱなし。
そして気になるのは、やっぱりごはん。この日はちらし寿司をお出しいただきました。
父の恩師曰く、吉兆さんのごはんは「ふくふく」とした感じが特徴と。なるほど〜。料亭さんが定める美味しいを継ぎ、暖簾を守られる料理人さんに思いを馳せながらいただくお寿司には木の芽が香って-甘くも清々しい-まさに春そのものでした。
お店の方のお心遣いで、お寿司の後には白ごはんもいただいて。この日のお米は新潟県佐渡産のコシヒカリとお聞きしました。自分で炊くときよりも粘りがあるごはんに興味津々。ごはん道、奥が深いです。
新潟のブランド米といえば魚沼産のお米が有名ですが、佐渡が魚沼に並ぶ新潟米どころの御三家の一つなんですよ。実は少し前まで、日曜夕方に放映されている「サザエさん」の合間に流されていたJAさんのCM「トキの暮らす郷」でも登場していました(^^)
さてさて、あっという間に時は過ぎてお別れは鴨川の橋のたもと。つじあやのさんのウクレレが思わず聞きたくなるような陽光うららかな京都のひとときは、温かなお心遣いと学びに満ちた時間になりました。父の恩師に、亡き父に、そして母に改めて感謝した一日。さぁ、今日からまた、精進しますよ〜