そろそろ お米でダイエット
こんにちは。五ツ星お米マイスターのれいこです。
少〜し乱れがちだった朝ごはんを、ゆる〜く玄米がゆに戻しています(*´꒳`*)。 菜っぱ系のお漬物、納豆、ワカメたっぷりのおみそ汁の三品に前日の残りものやらサラダをちょこちょこっと付けたり付けなかったり。
きょうは他にもカンロさんから出ている海苔と紀州梅のはさみ焼きのトッピング。いろいろ楽しんでます。
item.rakuten.co.jp
さて、わたしもそろそろ健康診断が近づいてきたので、食生活の見直しに入っています。毎日、毎食と気が遣えたら良いのですが、そうもいかない時も度々で...。なので、まずは朝ごはんから始めています。ちなみに、以前にもお話しましたが、この玄米粥で昨年は2か月で7kg減量しました。
さてさて、こんなお話しをしたら、白米を食べるから太るんじゃないか...とか思われる方もいらっしゃるかもしれないのですが「そうでもない」という体験を昨年の夏にしました。
実はわたし、昨年の夏にアトピー性皮膚炎(以後アトピー)がきっかけで入院をしてしまったんです。色々な要因が重なって抵抗力が落ちていたようで、アトピーでついた小傷からひどい炎症を起こしてしまって。それはもう、歩けないくらいの痛みを伴っていました。主治医の先生からも勧めていただいて、入院治療を受けることになったのですが、その治療計画のひとつに食事の指導も入っていたんです。
①病院食以外の摂取の原則禁止。
②飲みものは摂取して良いもののカロリーの高いもの、糖分が高いものは禁止。
病院の食事は、昼と夜がご飯食。一汁三菜が基本で、主食のご飯は200グラム。主菜はお肉や魚が20グラムほど。副菜は野菜がメインで、たまに一品が果物になるといった感じでした。
病院食っぽいといえば病院食っぽいのですが...ご飯の量からするといつも食べていた量の2倍程度はあったもので、しばらくは動けそうもなかったことから、これは太るなと踏んでいまいた。ところが...1週間後の体重測定では確か3キロほど(うろ覚えでスミマセン)減っていたんです。
炎症が治まってきてむくみが取れたことも要因の一つなのでしょうが、ビックリでした。眠る2時間前までには夕食を終わらせるといった食事のタイミングと、間食禁止令が出ていたことから必然的にゆっくり食べることで満足感を得ようという気が働いて、いつもより噛む回数も増えていたことが良かったんだと思います。
話は変わりますが、ダイエットなどでよく耳にする言葉の一つに「糖質」がありますよね。一言で表されがちですが、「糖質」にも本当は様々な種類があるんです。その中でもご飯の主成分は多糖類のでんぷん。この多糖類のでんぷんは消化吸収や血糖値の上昇が緩やかで、インスリンという血液中の余分な糖分を脂肪に変えてしまうホルモンの分泌もなだらかなのが特徴。しかも粒状をしているので他の主食と比べて自然とよく噛んで摂取できる分、満足感も高い...もう気づかれましたか?適量を守ってしっかり噛んで食べれば、実はダイエットや肥満予防にも好都合な食品なんです。
んじゃぁ、適量って???て、なりますよね。
※この「食事バランスガイド」は、健康な方々の健康づくりを目的に作られたものです。糖尿病、高血圧などで医師または管理栄養士から食事指導を受けている方は、その指導に従ってください
厚生労働省と農林水産省が決定した食事バランスガイドでは、成人の平均でご飯中盛り4杯程度となっています。一般的に茶碗一杯分とされる150グラムで換算してその4倍と考えれば1日の適量は600グラム。それを3食で割れば...なるほど。病院で出されていた200グラムになるわけですよね!
食事バランスの図形で見られるコマのカタチ。わたし自身、実生活ではぶっちゃけ守りにくかったりする時もあるんですが...なんとなくでも覚えておくと食生活の修正がしやすいかもしれません。良かったら、お役に立ててくださいね
お米の栽培はじめました
こんにちは。五ツ星お米マイスターのれいこです。
きょうから稲の栽培を家でやってみることにしました(*´꒳`*)。きっかけは、きのう奈良の生産者さんからいただいたLINE。
「5月4日に苗代(なわしろ)作りをするので都合がよければ来てください。待ってます」
苗代とは、種籾(稲の種 籾付きのお米のこと)を発芽させて田植えができる大きさまで育てる場所を指すことばで、よく目にする田植えの前に行う作業のこと。娘も一緒に伺っても良いと仰っていただいたので、発芽までの様子を見せてやろうと始めることにしました。
最近は食育の一環で稲を子どもたちに育てさせる学校も増えているようなので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。バケツで稲を育ててみようという!という、こんなセットがあるんです。袋の中には、種籾と肥料。
まずは、どんぶり鉢に種籾とお水を入れて発芽を待ちます。娘...登校前で制服です 笑。
お水は2日に一度変えましょう。とのことなので付箋に日付を入れてもらって観察のスタートです。昨年、娘と育てていたミニトマトが実らなかったというミニトラウマがあるので、ドキドキ...しかも数年前の種籾。ほんまに大丈夫かなぁ。という気持ちを自然のチカラを信じよ!と、裏付けのない呪文のような心のつぶやきで打ち消す。という繰り返し状態(ノД`)。どうか、無事に育ってくれますように。
さて、わたしたちのお店で取り扱っている北海道 新すながわ、秋田県 おばこ、島根県 隠岐の生産者さんからも田植えの準備に入られたニュースが届いてます。みなさん、FacebookやInstagramで情報発信をされていらっしゃるので、良かったら覗いてみてくださいね。お米の育つ大自然の風景など、動画でも楽しめます。バックグランドを知ると、きっとお米がさらに美味しく感じられますよ〜
「夏は、喉越し」お米もね!
こんばんは。五ツ星お米マイスターのれいこです。
明日の雨で一旦クールダウンするようですが、夏の様な陽気が続いていますね(*´꒳`*)
大阪でもきょうは23.9度まで気温が上がったそう。お米は熱に弱いので、玄米を保管しているお米の売り場や倉庫のエアコンを今年は例年より早くつけました。
さて、夏といえばビール!なんて、最近ではなかなか聞かなくなってきましたが(ちょっぴり淋しい)...夏や食欲が落ちている時には喉越しの良いものを美味しく感じますよね。実は、お米にも「喉越し」があるってご存知でしたか?ガツンと重たい感じのお米もあれば、さらりと朝から食べられるお米もあるんです。タイトルでも触れた「喉越しがよいお米」は、後者の方。
これはお米自身が持つ味の濃さや粘りなどに由来するのですが、なんだか体がだるくて食欲が落ちるこの時期には雛祭りのお寿司のときにもご紹介したササニシキの様に粘りが少なくて柔らかめのお米がおすすめです。
お茶漬けでなくてもサラサラと食べられて、喉越しの良い冷やっこの様なおかずやひんやりと冷やしたお漬物、もちろんお味噌汁なんかとも好相性です(๑˃̵ᴗ˂̵)。
いろいろとアドバイスしてもらえるお米屋さんを見つけておくと体調や気分、お料理に合わせてお米を選んでもらえて心強いですよ。
http://www.okome-maistar.net/shop_index.html
因みにわたしも所属している日米連(日本米穀小売商業連合会)さんのサイト、「お米マイスター 全国ネットワーク」では、お米マイスターのいる最寄りの店舗を検索できる「認定お米マイスターショップ検索」のページも用意されています。ご興味がおありの方は、ぜひぜひ、検索してみてくださいね
認定お米マイスターショップ検索|お米マイスター 全国ネットワーク
簡単!「本みりん 生キャラメル」のつくり方
こんにちは。五ツ星お米マイスターのれいこです。
きのうは、お米屋さんの先輩方と、先輩の素敵なお友達とご一緒させていただいて、堀川のえべっさん近くにあるアジアン食堂chamachaさんへ
reicome.hatenablog.comかの「龍の瞳 本みりん」をくださった岡本の米屋 大西さんもいらっしゃるとのことで、お土産にと「龍の瞳 本みりん」を使って、またまた生キャラメルをつくってみました。
本みりんを使った生キャラメルのつくり方、最近、よくご質問をいただきます。本当に嬉しくて!せっかくなので、こちらにもつくり方をアップさせていただきますね。参考にさせていただいたオリジナルレシピはコチラ↓
考えられた方、本当にすごいと思います!!
さて、材料は「本みりん」と「生クリーム」のふたつだけ。レシピ通りでいくとどちらも同量の100g。つくり方といっても、10分ほど中火で煮詰める。以上です(^^)
直接、フライパンに材料を入れて、
最初は細かな泡がフツフツフツフツと上がってきます。焦げないようにヘラで様子見つつ数分
時間が進むと、サラサラした泡からブクブクした盛りあがるような泡になってきます。5分ほどしたら徐々に色がつき始めるので、フライパンの中がオムレツくらいの色になってきたら、ヘラで混ぜつつも、フライパンを少し持ち上げてゆっくりシーソーのように左右交互に傾けて中の液を移動させながら煮詰めます。こうすると綺麗に煮詰るんです(経験者R談)
いわゆるキャラメル色まで煮詰めてしまうと余熱で煮詰まりすぎてしまうことがあるので、少し手前で火を止めるのもポイント。煮詰めすぎてしまうと、本みりんと生クリームが分離してしまうみたいです。
えへへ...実は一回失敗しました。リベンジした時に試してみたのが、シーソー殺法 笑。左右交互に傾けながら煮詰めることで綺麗に混ざった状態で仕上げられたので、良かったら試してみてくださいね
クッキングシートを引いたパットや箱状のものにフライパンの中身を移して、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。ほどなく固まりますが、一時間ほど入れておくとしっかりします
お好きな大きさに切り分けて、できあがり!きのうは、ワックスペーパーでキャンディのように包んでみました
小分けして、小袋に入れて。お土産で持ち歩くときは、保冷剤も一緒にお持ちくださいね。これからの季節は、特に気をつけないとキャラメルがヘニョヘニョになっちゃいます
ちなみに、今回使ったのはコチラ。ダイソーさん、毎度お世話になっております
本当に簡単なので、良かったらつくってみてくださいね。
きのうお邪魔した「アジアン食堂chamacha」さんの情報もご紹介しておきますね。
アジアン食堂 チャムチャ (アジアン食堂 chamcha) - 南森町/ネパール料理 [食べログ]
ネパールのカレー、スパイシーでとっても美味しかったです。一品料理もあって、アジアのクラフトビールといただくのもグー。ネパール人の社長さんやシェフさんとのお喋りもあったかくて、とっても楽しかったですよ〜。また、行ってみたいお店です
「もち米」と「うるち米」とみりんの関係
こんばんは。五ツ星お米マイスターのれいこです。
先日、「龍の瞳」というお米でできた本みりんをいただいてから、あれやこれや大人の自由研究を続けております(*´꒳`*)。↑今朝は娘を送り出してから、ずっと気になっていたボンボンの試作をしてみたり
きのうは、夕食をつくる合間に生キャラメル(冷やす時間を除けば10分で完成!)をつくってみたり。そんな中、ふと思ったんです。この味わいは何かに似ている...。みりんを煮詰めた味ってキャラメルに例えられることが多いけど...もっと似た何か。その答えがきょう、ボンボンの中に詰めようと煮詰めていたみりんで降りてきました。
「じろ飴!!!」
「じろ飴」とは、180余年の歴史をもつ石川県 金沢で一番古いあめ屋 俵屋さんがつくられる水飴のお名前。たまたま、今年のお正月に家族で旅行したお土産で買って帰ったのですが、みたらしのタレのような香りとコクを仄かに感じるあの味わいがどことなく似ている気がして。そこで納得がいきました。俵屋さんの水飴は良質のお米と麦芽でつくられたもの。
www.ame-tawaraya.co.jp
麦芽糖とも呼ばれる水飴は、砂糖がまだまだ貴重で特別な人たちしか口にできなかった時代に、麦芽の酵素を利用してお米のでんぷんを甘い糖に変えて使われていた穀物由来の庶民の甘味料でした。でんぷんを甘い糖に変えることを少し難しいことばで「糖化」と呼ぶのですが、この糖化に昔の人は気づいていたんです。これってほんと凄いことですよね!
で…もう、お気づきかもしれませんね。そうです。みりんもお米の糖化を利用してつくられています。
ただし、お米を糖化させるのは麦芽の酵素ではなく、麹の力!本みりんは、蒸したお米に麹菌(麦、大豆などの穀物にコウジカビなどの食品発酵に有効なカビを中心にした微生物を繁殖させたもの)をふりかけてつくった米麹と掛け米、醸造用のアルコール(龍の瞳 本みりんは 醸造用に米焼酎が使われています)でつくるのですから、アルコールを飛ばしながら煮詰めれば、水飴に似たものができるのも当然ですよね。
えへへ。遠回りしましたが、いろんな点が繋がったのが嬉しくて、きょうはちょっぴりテンション高めです(๑˃̵ᴗ˂̵)。
さて、糖化のお話が出たところで、先日「龍の瞳 本みりん」のお話をブログでさせていただいた時に、いろんな新商品やご当地の銘菓を愛らしい短文でご紹介されているkingk-sr01さんから(kingk-sr01さんのブログはコチラ↓)
「もち米とうるち米でみりんに種類があること、初めて知りました…作るのが難しい?ということですか?」
と、いうご質問をいただきました。「龍の瞳 本みりん」に使われているお米「龍の瞳」は飯米ともいわれるうるち米で、このみりんをつくられている九重味醂さんは、うるち米からこのみりんをつくった際の技術で特許を取られた。と、いうお話からいただいたご質問(詳しくはコチラ↓)
せっかくの機会なので直接お聞きしてみようと、実は九重味醂さんにお電話で質問をさせていただきました。
「特許を取られたとお聞きしたのですが、どの点が一番難しかったのですか?」
研究担当の方が聞かせてくださったお話によると、元来、もち米を使って本みりんをつくるのは、お米をきれいに糖化させることができるからだそうなんです。裏を返せば、うるち米には糖化できない...もしくは糖化しにくい成分が含まれいるということ。
これはお米の勉強をするときに頻繁に出てくるでんぷんの成分「アミロペクチン」と「アミロース」の関係に由来するのですが、もち米は「アミロペクチン」100%に対して、うるち米には2割程度の「アミロース」が含まれています。このアミロースは一般的といわれる本みりんの作り方では糖化ができないため、うるち米でみりんをつくると甘みに欠けた味の薄いみりんになっていたのだとか。
九重味醂さんは「龍の瞳 本みりん」で、このアミロースを糖化する技術を研究の末に見つけられたそうで、その技術で特許を取られたそうなんです。なるほど!それで、うるち米でも美味しくいただけるみりんができたのですね。
九重味醂さん、丁寧にお教えいただきまして本当にありがとうございました。そして、kingk-sr01さん、ご質問ありがとうございました。とっても勉強になりました╰(*´︶`*)╯♡
ちなみに...アミロペクチンとアミロースの関係は、新品種といわれるお米でも美味しさを追求する上で、たくさんの試験場や研究所で研究されています。例えば、アミロースが少ないとモチモチっとしたお米になるのですが、その代表格ともいえるお米がマツコ・デラックスさんのCMでもおなじみの「ゆめぴりか」だったりするんですよ
www.youtube.com
きょうはお話ししたいことが多すぎて、すっかり長くなってしまって。最後までお付き合いいただいた皆さま、お読みいただいて、ありがとうございました!
さてさて、きょうも夜な夜な自由研究に勤しみます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
ふりかけBar
こんばんは。五ツ星お米マイスターのれいこです。気がつくと、前回の投稿から5日も…。とりあえず、きょうでお仕事の山をひとまず超えました(*´꒳`*)。
そんな山のシメは…「ふりかけBar」のマスター(๑˃̵ᴗ˂̵)。きょうは店内のイベントで「御飯の友」や、くまモンふりかけでもお馴染み!熊本県 フタバさんのこだわりふりかけ10種を皆さんに食べ比べしていただきました。
フタバさんの看板、ふりかけの元祖とも称される(全国ふりかけ協会 認定)「御飯の友」がつくられたのは、大正時代。考案したのは料理人さんではなく、なんと薬剤師さんだったそうですよ。
なんでも、当時は食糧難の時代。慢性のカルシウム不足を抱える人々を救おうと、薬剤師の吉丸末吉氏が考えたのが「魚を骨ごと細かくし、美味しく味付けをして御飯にかけて食べる」方法だったのだとか。ふりかけは、当時の栄養補助食品だったんですね。
フタバさんをとても分かりやすく紹介されているページがコチラ↓
https://akumamoto.jp/archives/63951
さて、今週は母の日のギフトを考えたりつくったり(↑こちらは昨秋、本格的なデビューを果たした新品種のお米「新之助 」のギフト)
酒屋さんでもあるので…そちらの企画も。このラッピングの中身は
日本ではまだまだ珍しいフランス産のプレミアム クラフト ジン。ほかにも…
日本初のジン専門の蒸溜所でできたジンを包んでみたり
それを写真に撮って(簡易すぎる撮影風景…しかもiPhoneでパチリσ(^_^;)
その写真を新聞折込用のチラシに仕立てたり(ちょっぴり先見せ)…なんやかんや。久しぶりに事務所に泊まりこみました 笑
なんとかやり終えて、あすは久しぶりに娘とゆっくり過ごせそうです。娘はカラオケで星野源さんのドラえもんを歌いたいみたい。
歌えるのかなぁ。ふふふ。楽しみ。なんだか、とりとめなくなって来たので、きょうはこのへんで。ではでは、おやすみなさい
素敵なギフト「龍の瞳 本みりん」
おはようございます。五ツ星お米マイスターのれいこです。
先週末、ふいに訪ねてくださった大阪 関目の先輩五ツ星お米マイスターの大西さんが、もうめっちゃ素敵なギフトを届けてくださいました(*´꒳`*)
「龍の瞳」の本みりん。「龍の瞳」とは、2000年の秋に岐阜県で発見された新品種。農業試験場で生まれる新品種が多い中、この「龍の瞳」は、大自然の奇跡のみが重なって田んぼに生を受けたお米です。ある日、お米の生育具合を確かめに田んぼへ行くと、そこには他のお米よりもひときわ高く天へと伸びる稲が... 詳しくはコチラ↓
さて、そんなドラマチックなストーリーを持つ「龍の瞳」は、数あるお米の中でもハイエンドなお米。その「龍の瞳」を、創業240余年。業界最古の醸造元で、三河みりんの元祖と言われる九重味醂株さんが、みりんに仕立てられました。
以前に「酒粕」と「みりん粕」のお話をした時に、少し触れたことがあるのですが、「本みりん」は、焼酎などで蒸したもち米と米麹を合わせ、焼酎を加えて仕込んでつくられるのが一般的。あれ...?って、思われました?そうなんです。「龍の瞳」はもち米に対して飯米とも呼ばれるうるち米。九重味醂さんは、この「龍の瞳」を味醂にする技術で特許を取られたそうです。
して、お待たせしました。そのお味はと言いますと...さらりと上品。お米のニュアンスとともに、するりと消えていく後を引かないまろやかな甘さが印象的でした。さて、お話を戻して、この味醂をくださった大西さんのSNSで「この味醂を使ったリンゴジャムが楽しみ」といった記事を見つけたんです。
「味醂でスイーツ???」
と思って探してみたら、なんとレシピがたくさん見つかって。中でも多かったのが、生キャラメル。ほかにもチーズケーキやリンゴジャム、ケーキやボンボンなど多彩!「何か作ってみたい!」と言う気持ちがムクムク膨らんで、きのうは朝から「くるみのキャラメリゼ」を作ってみました。
参考にさせていただいたレシピはコチラ
材料はいたってシンプルで、味醂とナッツと、ひとつまみの塩。
フライパンで焦げないように味醂を煮詰めて
水分が減ってトロッとしてきたら塩とナッツを投入
焦げる寸前のところまで気をつけながら加熱して
ちょっと焦げてますね(笑)。あとは冷ませばできあがり。
お米を感じさせてくれるやさしい甘さと、香ばしさ。お砂糖とは、また一味違ったキャラメリゼになりました。ちゃんとカリカリ食感も出ましたよ〜。次はボンボンに挑戦してみようかなぁ。なんて。
大西さん、素敵な内祝いをありがとうございました!ちなみに…「龍の瞳」のお取り扱いは、残念ながら、わたしたちのお店では未だありません。
気になられた方は、ぜひ、大西さんのお店「岡本の米屋」さんにお問い合わせください!ラガーマンで、お話し上手な先輩 大西さんを訪ねてくださいね(๑˃̵ᴗ˂̵)
岡本の米屋|五ツ星マイスター店舗詳細ページ | お米マイスター全国ネットワーク
「岡本の米屋」さん
住所 : 大阪府大阪市城東区関目3-7-17
電話番号 : 06-6931-8696
FAX : 06-6932-8832