伏見稲荷の桜と千本いなり
こんばんは。五ツ星お米マイスターのれいこです。
今年の桜も、そろそろクライマックスですね。もう、お花見には行かれましたか?
実はこの間、父の恩師にすすめていただいて、祇園から足を伸ばして伏見稲荷まで行ってきました。
さて、お稲荷さん。「稲(い)生(な)り」が語源と言われていて、字が語るごとく稲の豊穣を守る神様なんですよね。恥ずかしながら、今まであまり深く考えたことがなくて(お米屋に嫁いでおきながら…)初めてちゃんと調べました(〃ω〃)
一説では稲のように食べものを司る神様を古くは「御饌津神(みけつがみ)」と言い、この神名に「三狐神(みけつがみ)」の字をあてたので、いつしか狐が稲荷神の使いになったとか…狐は穀物を食べる野ネズミを襲うので、狐が稲の守り神になったなんて説もあるそう。確かに、崇高な狐さんが稲を加えてはりました!
参照:serai.jp
境内には美しく咲く何種類かの桜。
桜の季節ということもあって、観光の方々が国内外からたくさん来られていました。
帰り道。いえ...正確には行きにも気になっていたお店が伏見稲荷駅を出てすぐのところに。そう。おいなり屋さんです(^^)。その名も「千本鳥居」にあやかって「千本いなり」
参照:https://www.keihan-the-store.jp/inari/
京阪電鉄の傘下に入ったという株式会社カフェさんがロゴや看板などを手がけているということで、なんだかとってもオシャレ。
外国人観光客の方向けにこんな表示もありました。
せっかくなので、季節のおいなりさんと、気になるものを数種類買って帰って晩ごはんに♪
やわらかなお揚げさんに、はんなり、しとっとしたすし飯。奥ゆかしくアクセントを添える柑橘の香りは柚子だそう。「京風いなり」と謳われるだけあって、やさしく上品な味わいでした。お米は兵庫県三田市のコシヒカリを使ってられるそうです。
お腹いっぱ〜い。と、言っていた娘が、気がつけば取り皿の上に二つほど死守(笑)。京都ならではのあっさりとした味わいがジャストミートしたようでした。
このあいだの日曜日は6〜7分咲きといった印象の伏見稲荷の桜でしたが、今はもう満開なんでしょうね。この週末がお花見のラストチャンス...かな?
どうぞ、良い週末をお過ごしください。